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闇バイトでグループ形成か 会津若松多額窃盗、SNSでやり取り

2025/09/11 08:10

 会津若松市のパチンコ店が強盗を装った男らに現金約2668万円を盗まれた事件で、事件に関与したグループが、闇バイトを通じて形成されたとみられることが10日、捜査関係者への取材で分かった。県警はグループの実態解明を進めている。

 捜査関係者によると、実行役などの男3人のほか、指示役、勧誘役、現金の回収役、逃走車両の手配役、見張り役など、グループは8人以上で構成されているとみられる。メンバーは闇バイトで集められ、交流サイト(SNS)で連絡を取り合っていたとみられるという。

 事件は8月12日未明に発生。強盗役の専門学校生の男(19)=桑折町=が窃盗と建造物侵入の非行内容で福島家裁に送致され、運転手役の飲食店従業員の男(21)=宮城県多賀城市、当時パチンコ店従業員で男を店に招き入れた男(23)=会津美里町=が窃盗と建造物侵入の罪で起訴された。県警は「匿名・流動型犯罪グループ」(通称・トクリュウ)が事件に関わったとみて調べている。

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