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二本松のブロンズ像盗難、被害額は299万円 グレーチングなどの盗難は総額425万円

2025/09/10 09:20

 二本松市本町2丁目の六角川沿いに設置されていた同市の彫刻家杉内誠さんが制作したブロンズ像「望」が盗まれた事件で、被害額は、市が2013年3月に設置した当時の設置費用約299万円だった。盗難被害は7月12日に発生した。議員の質問に建設部長が答えた。部長は3月末現在、市が管理する市道の側溝や集水ますのグレーチング421枚、橋名板4枚が盗まれ、被害総額が425万円に上っていることも明らかにした。

 内訳は二本松地域でグレーチング42枚(被害額74万円)、安達地域でグレーチング42枚(同52万円)、岩代地域でグレーチング116枚(同65万円)と橋名板4枚(同24万円)、東和地域でグレーチング221枚(同210万円)だった。

 このほか市内では昨年8~10月、消防半鐘が盗まれる被害が9件発生し、被害額は1件当たり10万円で計90万円だった。市民部長が答えた。

 いずれも市は二本松署に被害届を提出している。

 8日に開かれた二本松市の9月議会の一般質問で議員が質問した。

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