どんなに素晴らしいビジネスでも、人々が求めていなければ成り立ちません。その意味で、1980年代当時のいわき中央卸売市場はバブル最盛期にマッチした施設だったのだと思います。 私は、同市場の初代競り人として主にカツオの競りを担当。多い日には1万箱を超えるカツオを取り扱い、競りの時間が2時間を超える日もありました。カツオやサンマ、サバ、イワシといった大衆魚からタイやヒラメなどの高級魚まで、全国各地...
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