• X
  • facebook
  • line

福島民友新聞、5月20日「創刊130周年」 福島県民の信頼、応える覚悟

2025/05/20 07:35

 福島民友新聞は20日、創刊130周年を迎えました。自由民権運動の指導者として活躍した三春町出身の河野広中らによって1895(明治28)年に創刊して以来、常に県民と共に歩み、県民に支えられながら、本県の過去、現在、未来を見つめてきました。

 戦時中に言論統制で休刊に追い込まれたものの、1946(昭和21)年に復刊、発行号数を示す紙齢は4万3369号に達しました。

 「民友」の2文字には「県民の友でありたい」との思いが込められています。戦後80年の今年、大きな節目を迎えられたのは自由、平和を読者と共に追い求めてきた姿勢が支持されたと自負しています。

 未曽有の被害をもたらした東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から15年目。再生、復興は、まだ道半ばです。少子高齢化や人口流出は、どの地域でも例外なく喫緊の課題となっています。

 福島民友新聞は県紙として県民の信頼に応え、地域の課題を掘り下げて明るい未来が描けるよう全力を注いでいきます。

 記念事業多彩に

 福島民友新聞社は、創刊130周年で多彩な記念事業を展開していきます。

 【主な記念事業】
▼谷川俊太郎 絵本★百貨展(開催中。6月8日までいわき市立美術館)
▼プロ野球公式戦「巨人―中日」(7月9日、福島市・あづま球場)
▼金曜ロードショーとジブリ展(7月19日~9月28日、福島市・県立美術館)
▼大相撲福島場所(8月22日、福島市・福島トヨタクラウンアリーナ)

この記事をSNSで伝える:

  • X
  • facebook
  • line