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笑顔願って「桜餅」 郡山の老舗和菓子店、一つずつ丁寧に

2025/03/02 09:15

一つずつ丁寧に作られる桜餅=郡山市・安積野菓子処平田屋

 桃の節句を前に、県内の和菓子店などでは春を代表する和菓子の一つ、桜餅作りに追われている。

 郡山市の明治32年創業の和菓子店「安積野菓子処平田屋」では、小麦粉などを使って桜色にした生地を手作業で一枚一枚薄く小判形に焼き、北海道産小豆を使用したこしあんを包み込む。塩漬けされた桜の葉で巻き手際よく作られ、作業台にはできたばかりのピンク色の桜餅が並んでいた。

 6代目の平田征行(まさゆき)さんは「うちの菓子を食べてもらい、家族みんなが笑顔になってほしい」と話した。

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