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【9】多くの命に立ち会った 相馬中央病院看護部長・堀内由美

2024/05/16 08:30

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公立相馬総合病院に入職したころの私。家族の支えがあり、これまで私は看護職を続けることができた

 看護師としての仕事をスタートさせた国立京都病院で、私は新生児センターに配属された。担当した新生児室には常時35人ほどの赤ちゃんがいた。病院では半母児同室制を採用していて、日中、母親と過ごした赤ちゃんは、夜になると新生児室に戻ってきた。月に8~10回程度あった夜勤の時は、目の回るような忙しさ。1人で35人分のおむつを交換したり、ミルクを飲ませたりした。 新生児室の夜勤の看護師にとって、出産の介助も...

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