事業売却後、Boyd Engineered Materialsは独立企業として事業を継続 本売却により、Boydは急成長市場での機会を活かしながら、エンジニアード・マテリアル事業を引き続き拡大する 取引完了は2026年第2四半期を予定
フロリダ州ボカラトン--(BUSINESS WIRE)-- (ビジネスワイヤ) -- エンジニアード・マテリアルおよびサーマル・ソリューション分野において信頼される世界的イノベーターのBoyd Corporation(以下「Boyd」)は、サーマル事業をインテリジェント電力管理企業であるイートンに95億ドルで売却する最終契約を締結したことを発表しました。本取引は、必要な規制当局の承認取得など、通常の完了条件を満たすことを前提としており、2026年第2・四半期に完了する見込みです。
取引完了後、事業を展開する各業界の高性能アプリケーション向けにシール・シールド・断熱の先進技術を提供しているBoydのエンジニアード・マテリアル(Engineered Materials)事業は、Boyd Corporationブランドのもとで独立企業として事業を継続します。また、引き続きゴールドマン・サックス・オルタナティブズの支援を受ける予定です。
Boydは、マテリアルサイエンスにおける深い専門知識、独自の製造技術、そして重要用途分野における長年の顧客関係を強みに、エンジニアード・マテリアル事業で確固たるリーダーシップを築いてきました。今後は、この事業分野での大きな成長機会の追求に向け、さらなる発展を目指す体制を整えています。」
「今回の売却はBoydチーム全体にとって革新的な転換点です。イートンのチップからグリッドまでをカバーする電力技術と、BoydのChip-to-AmbientTM冷却アーキテクチャを融合することで、将来のAIデータセンターの展開を加速できると確信しています」と、Boydの最高経営責任者(CEO)であるダグ・ブリットは述べています。「当社のエンジニアード・マテリアルチームは、急成長する複数のエンドマーケットにおいて、お客様のエンジニアリング課題を解決する革新的なソリューションの開発をさらに加速していきます。ゴールドマン・サックスのパートナーの継続的な支援を受けながら、Boyd Engineered Materialsは市場をリードする地位をさらに強化し、事業全体で一層の成長を推進していきます。」
ゴールドマン・サックス・オルタナティブズでプライベート・エクイティ部門のパートナーを務めるレナード・シーバーズ氏は次のように述べています。「ダグおよびそのチームとともに、Boydのサーマル事業の拡大に貢献できていることを光栄に思います。イートンは、ポートフォリオ全体で価値創造を推進してきた確かな実績を持つ企業であり、その実績によって、同事業が次の成長段階に向けて理想的な体制を整えられると確信しています。また、Boyd Engineered Materialsのチームが、これまでの強固な基盤を礎に、重要なエンドマーケットにおいてさらに革新的で顧客中心のソリューションを提供していく取り組みを引き続き支援できることを嬉しく思います。」
今回の事業売却は、今後のBoyd Engineered Materialsの事業運営に一切影響を及ぼしません。Boydは、事業部ごとに運営体制、リーダーシップ、研究開発、営業、およびカスタマーサポートチームを独立して維持しています。Engineered Materialsの顧客は、これまで同様にBoydが提供してきた高品質なサービスを引き続き受けることができます。
アドバイザー
ゴールドマン・サックスがリード・ファイナンシャル・アドバイザーを務め、J.P.モルガン・セキュリティーズもBoyd Corporationおよびゴールドマン・サックス関連会社の財務アドバイザーとして参画しています。デービス・ポーク・アンド・ウォードウェル法律事務所は、Boydのリーガルカウンセルを務めています。
Boydについて
Boydは、顧客の製品の品質・安全性・スピード・信頼性を高める持続可能なソリューションを提供する、信頼される世界的イノベーターです。当社の革新的なエンジニアード・マテリアルおよびサーマルソリューションは、顧客のテクノロジーを進化させ、世界最先端のデータセンターにおける性能最大化を実現します。また、電動車や自動運転車の信頼性向上と航続距離の延長、最先端の個人医療および診断システムの精度向上、航空機やセキュリティ技術における重要性能の強化、さらに次世代エレクトロニクスやヒューマンマシン・インターフェース分野でのイノベーション加速にも貢献しています。Boydのグローバル製造の根幹は、環境保護への強いコミットメントであり、持続可能かつ拡張性があり、効率的(リーン)で、戦略的に配置された地域拠点を通じて廃棄物を削減し、カーボンフットプリントの最小化を実現しています。また、社員をエンパワーメントし、その潜在能力を引き出し、誠実さと責任をもって正しい行動を取ることを促しながら、顧客の成功を共に推進しています。
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ゴールドマン・サックス・オルタナティブズのプライベート・エクイティ部門について
ゴールドマン・サックス(NYSE:GS)は、オルタナティブ投資の分野で世界を代表する投資機関の一つであり、5,000億ドルを超える運用資産と30年以上にわたる実績を有しています。同社は、プライベート・エクイティ、グロース・エクイティ、プライベート・クレジット、不動産、インフラ、サステナビリティ、ヘッジファンドなど、オルタナティブ投資のあらゆる分野に幅広く投資しています。顧客は、ダイレクト戦略、カスタマイズされたパートナーシップ、そしてオープンアーキテクチャ型プログラムを通じて、これらの投資ソリューションを利用することが可能です。また、顧客とのパートナーシップと成功の共有を重視して事業を展開しており、グローバルネットワークと業界・市場における深い専門知識を活用することで、長期的な投資成果の実現を目指しています。同社のオルタナティブ投資プラットフォームは、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントの一部であり、世界をリードする機関投資家、ファイナンシャルアドバイザー、個人投資家に対し、公開市場および非公開市場の双方で投資およびアドバイザリーサービスを提供しています。ゴールドマン・サックスは、2025年9月30日時点において、世界全体で約3.5兆ドルの運用資産を監督しています。1986年に設立されたゴールドマン・サックス・オルタナティブズのプライベート・エクイティ部門は、設立以来、累計750億ドル以上を投資しています。同社は、世界各地に広がる関係ネットワーク、各市場・産業・地域にわたる独自の知見、そしてゴールドマン・サックスが持つ世界規模のリソースを組み合わせることで、事業の成長を支援し、ポートフォリオ全体での価値創造を加速させています。
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Source: Boyd Corporation
