鶴岡市総合防災訓練に出展しました

2025/12/05 13:10

中央開発株式会社
イベント

中央開発株式会社
～防災意識の向上を目指して～

　中央開発株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：田中誠）は、2025年11月9日に湯田川コミュニティセンターにて開催された「令和7年度　鶴岡市総合防災訓練」において、【斜面防災モニタリングについて】展示ブースを出展したことを発表しました。
イベント概要
　本イベントは、山形県鶴岡市と山形大学の間で令和6年3月に締結した、災害対策等の推進に関する協定に基づく取り組みの一つとして実施されました。「鶴岡市と国立大学法人山形大学との災害対策等の推進に関する協定」に基づく活動の一環として、中央開発(株)も参画している「山形大学災害環境科学研究ユニット」と協働で本イベントにて展示ブースを出展しました。
　展示ブースでは、中央開発(株)のジオ・メンテナンス事業部・東北支店による住民参加型の斜面防災モニタリングやドローンを用いた地形調査についての紹介のほか、災害調査や医療物資運搬等の利活用が期待されるドローンについて理解を深める目的で、山形大学によるドローンのシミュレーター・実機による操縦体験などが実施されました。実機を用いた操縦体験コーナーでは、ドローンに搭載したサーモセンサーによる撮影の実演に注目が集まり、子供から大人まで大勢の方に操縦体験をしていただきました。

住民参加型の斜面防災モニタリングについて
　地域住民が自ら身を守る避難行動を起こすきっかけ（スイッチ）として、斜面等の傾斜変動を捉える斜面崩壊感知センサー「感太郎」などの計器や警報メール等を活用したモニタリングや、啓発活動を支援しています。ここ鶴岡市でも、2025年8月より市内高坂地区において、試験的に斜面防災モニタリングを実施しています。
　斜面崩壊感知センサー「感太郎」の詳細は、下記リンクより、ご覧ください。
感太郎とは
ドローンを用いた地形調査について
　UAVを用いることで、空中を飛行するドローンから各種情報を取得することができます。静止画や動画だけでなく、レーザーを用いた地形測量などでの活用も行っています。斜面災害発生箇所、道路斜面、堤防など、対象と目的に合わせた撮影・計測が可能です。
　詳細は、下記リンクより、ご覧ください。
UAVとは
参加者よりひとこと

東北支店　次長　橋本智雄
早朝は雨も降っていましたが、イベント前にはあがり関係者だけでなく山形大学に在籍の留学生の方や小さなお子さんなど、多くの方に来ていただきました。
みなさん興味を持って聞いて頂き、熱心に質問される方もいて私たちも勉強になる良い機会をいただきました。

当日の様子

中央開発について
　中央開発(株)は1946(昭和21)年、日本初の地盤コンサルティングカンパニーとして、戦後復興を目的にスタートした会社です。以来、国内における標準貫入試験の実用化を行うなど、地質調査業界のパイオニアとして、国内外のインフラ整備に関わるビッグプロジェクトに携わりながら、土木設計、情報解析、IoT機器を用いた防災コンサルティングなど建設コンサルタントへ事業領域を拡大して参りました。

　近年では”地質DX”と銘打ったデジタルトランスフォーメーションを推進しています。点群データ活用やSfM処理技術、保有するボーリングデータを活用したAI分野での研究開発に取り組み、建設コンサルタント業界における新たな価値の創造に努めています。

　詳しくは、中央開発(株)のWEBサイトをご覧ください。
詳細を見る

土と水ホールディングスグループについて
　土と水ホールディングスグループは、大地に残る仕事、人々の心に残る仕事、そして、豊かな未来へつないでいく仕事に実践的に関わっています。
　私たち土と水ホールディングスグループがテーマにしている「土と水」はわかっているようで、まだまだわからない未知の部分が多く残っています。大地の造山活動によって地域毎にも異なっており、その時々によっても千差万別の条件や環境になり、画一的にこうとは決められない性格のものです。
　私たちは自然の現場を重視し、実務経験に基づいて、時には新たに必要な技術を開発し、正確な調査に基づいて的確な判断を導くように努めてまいります。

【土と水ホールディングスグループ構成企業】
　中央開発グループ
　・中央開発(株)
　・(株)ホクスイ設計コンサル
　・新和ボーリング工業(株)
　・(株)地域環境研究所
　・日本計測調査(株)
　・成都東中防災減災環境技術有限公司
　日建商事グループ
　・日建商事(株)
　・西部ポンプ機工(株)
　・ワインきのこ(株)