日本経済新聞社は4日、ビジネス対話アプリ「スラック」に外部から不正アクセスがあり、社員や取引先など1万7368人分の個人情報や対話履歴が流出した可能性があると発表した。取材先や取材に関する情報漏えいは確認されていないと説明している。
社員が業務で使う個人所有のパソコンがウイルスに感染し、スラックの認証情報が流出。これを基に社員のアカウントに不正ログインされたとみられる。9月に被害を確認した。スラックに登録していた社員や取引先らの氏名やメールアドレス、対話履歴などが外部に持ち出されたとみられる。
日経広報室は「今回の事態を深刻に受け止め、再発防止を徹底する」とのコメントを出した。
