【ワシントン共同】トランプ米大統領は19日、インドがウクライナに侵攻するロシアの原油購入をやめなければ「巨額の関税を払い続けることになる」と改めて警告し、購入停止を迫った。インドは購入を打ち切るかどうか明確にしていないが、トランプ氏はインドのモディ首相が約束したとの主張を繰り返した。
大統領専用機内で記者団に語った。インド側と認識が食い違っている理由は「分からない」と述べた。
トランプ氏は15日、モディ氏が購入停止を約束したと説明。一方でインド外務省はトランプ政権との協議は継続中だとし「不安定なエネルギー情勢下で、インドの消費者の利益を守ることは優先事項だ」と強調していた。