【ニューヨーク共同】岩屋毅外相とルビオ米国務長官、韓国の趙顕外相が22日、ニューヨークで会談し「北朝鮮の完全な非核化」に向けた意志を再確認することなどを盛り込んだ共同声明を取りまとめた。韓国外務省が発表した。北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記が21日、演説で「非核化は絶対にあり得ない」と強調したのに対し、日米韓として改めて非核化を求める方針を示した。
声明は、北朝鮮の核・ミサイル開発を受けた国連安全保障理事会の制裁決議を各国に順守させる仕組みを「維持・強化する必要性」を指摘した。金氏が演説で、制裁に屈しない姿勢を強調したことへの対応とみられる。