石破茂首相(自民党総裁)は21日、東京都議選最終日に初めて党公認候補の応援に入った。葛飾区と墨田区で街頭演説に立ち、高騰するコメ価格について「皆さんのため、必ず下げていく」と訴えた。備蓄米放出などの取り組みを小泉進次郎農相と共に進めると強調。ガソリン価格の引き下げや夏の電気代負担軽減もアピールした。
農業政策を巡り、生産調整(減反)を続けた結果、コメが足りない事態が起きたと指摘した。交流サイト(SNS)での発信の在り方を巡り「なぜ悪口ばかりを言うのか。下町のような人情があり、一人一人が大切にされる日本をつくりたい」と語った。