5日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=142円台後半で取引された。
午前10時現在は前日比1円44銭円高ドル安の1ドル=142円64~68銭。ユーロは1円01銭円高ユーロ安の1ユーロ=163円05~09銭。
米国で4日に発表された経済指標が市場予想を下回ったことで米景気が減速するとの見方が拡大し、米長期金利が低下。日米金利差の縮小を意識したドル売り円買いが優勢となった。
市場では「経済指標の発表前までは円安ドル高傾向だったため、反動による円買いもあった」(外為ブローカー)との声があった。