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イオン、都内で備蓄米の販売開始 無地の袋、シールのみで6千袋超

2025/06/01 15:45

 政府備蓄米の販売店を視察する小泉農相(中央)=1日午後、東京都品川区

 流通大手イオンは1日、政府が随意契約で放出した備蓄米の店頭販売を東京都品川区の店舗「イオンスタイル品川シーサイド」で始めた。初日は6200袋を用意した。2日以降、取扱店舗を順次全国に広げる。消費者に早く届けるため、デザインのない無地の袋に「国産備蓄米」などと書いたシールのみを貼って売り出した。価格は5キロ税込み2138円とした。

 同店では午前8時の開店前に約850人の行列ができた。購入は1家族1点に制限した。コメを買い求めた40代男性は「備蓄米の効果で他のコメも安くなってほしい」と話した。

 イオンは政府から約2万トンを調達した。

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