5月に開始した福島市のJR福島駅と磐梯吾妻スカイライン、浄土平を結ぶ交通サービス「浄土平スカイアクセス」は、運行開始5カ月で利用者が千人を突破した。サービスを提供する福島市観光コンベンション協会は千人突破を記念し、11日から参加者全員にオリジナルステッカーをプレゼントする。ステッカー配布は11月3日まで。
同協会は、これまでバスなどの公共交通機関がなく、自家用車やタクシーのみでしか現地を訪れられなかった状況を改善しようとサービスを開始した。
秋の紅葉シーズンに合わせて11月3日まで運行する。大人1万2千円、小学生6千円の「登山向けコース」と、大人1万円、小学生5千円の「観光向けコース」を1日各1便運行する。0~6歳児はいずれも無料。
出発の前日までに同協会の「市観光ノート」のオンライン予約か、福島駅西口2階の市観光案内所に来所もしくは電話(電話024・531・6428)で申し込む。
同協会によると、1人から運行するが、バスやタクシーの大きさなどによって定員が異なる。土、日曜日を中心に残席が少ない日もあるといい、早めの予約を呼びかけている。担当者は「スカイアクセスを使って秋の紅葉をゆっくり楽しんでほしい」とPRしている。