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皇室の美...福島県ゆかりの名品 郡山市立美術館で企画展

2025/08/05 11:30

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渡辺晨畝の「月下孔雀」(1931年)。墨で描かれた梨の木が、月明かりに照らされたクジャクの姿を引き立てている
勢津子妃と秩父宮雍仁親王の結婚披露宴で配られた菓子入れ「ボンボニエール」。中央に秩父宮家の家紋の菊、四方には松平家の家紋の葵が入れられている
噴火の5日後に現地を訪れた山本芳翠によって描かれた「磐梯山破裂之図」(1888年)。右下には逃げ惑う人々の姿が描かれている

 近代以降の皇室には、各分野で大家となった作家の代表作や、歴史的な事件の記録画など、時代を象徴する作品が数多く集められてきた。郡山市立美術館で31日まで開催中の企画展「皇室を彩る美の世界 福島ゆかりの品々」では、本県関係の美術品をはじめ、皇室で受け継がれてきた日本美術の名品を紹介している。  皇室の美術品を保管、研究する皇居三の丸尚蔵館(東京都)の収蔵品を中心に、江戸時代から昭和期に制作された作...

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