• X
  • facebook
  • line

【ふくしま子育て応援隊】「とも家事」を知って 郡山で体験ブースや討論

2025/06/30 10:00

パネル討論で意見を交わす(左2人目から)「ぐっち夫婦」の2人と斎藤課長ら
スライム作りを体験する子どもたち

 性別にかかわらず協力して家事に取り組む「とも家事」に理解を深める「とも家事ふくしまフェスタ」は29日、郡山市で開かれ、家事体験ブースやパネル討論など多彩な企画が来場者を楽しませた。県の主催。

 パネル討論には、進行役で家事シェア研究家の三木智有さんのほか、夫婦で料理家として活動するインフルエンサーの「ぐっち夫婦」の2人と福島学院大の斎藤尚樹入学広報課長が参加。三木さんは「服を脱ぎっぱなしにしないなど、家事のマイナスを増やさないだけでも『とも家事』の第一歩になる」とアドバイスした。

 家事体験ブースでは「おもちゃのお片付け競争」や「おそうじチャレンジ」など、家事をゲーム形式で楽しめる企画が好評だった。イベントでは元陸上選手の柏原竜二さん(いわき市出身)のトークショーも行われた。

 県は仕事や家庭での固定的な役割分担意識を解消しようと、7月以降の毎月第3日曜日からの1週間を「とも家事アクションウィーク」に定め、とも家事の普及を進めている。

 スライム作り楽しむ 

 イベント会場には福島民友新聞社と福島中央テレビの共同キャンペーン「ふくしま子育て応援隊」のブースも設けられ、来場者がスライム作りに挑戦した。参加した子どもたちが洗濯のりや染料などを使い、自由な感性でスライムを作り上げた。

この記事をSNSで伝える:

  • X
  • facebook
  • line