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釈迦堂川こいのぼり、本年度の掲揚中止 ポール劣化でひび割れ

2025/04/15 10:00

風を受け釈迦堂川の上を泳ぐこいのぼり=2023年

 須賀川市の春の風物詩となっている「釈迦堂川こいのぼり掲揚」は、川沿いのポールにひび割れが確認されたことなどから、本年度の掲揚事業は中止する。

 市が14日までに発表した。市がポールの安全性を確認する劣化検査を行ったところ、ひび割れなどが見つかり、安全性を最優先して判断した。ポールは掲揚しなければ倒壊の危険性はなく、次年度以降は掲揚方法なども含めて検討しているという。

 掲揚事業は、市民らからの寄贈を受けたこいのぼりを須賀川アリーナ沿いの釈迦堂川上に掲揚するもので、市が1987年から実施している。

 市は5月中旬ごろまで、市役所や市民交流センター「テッテ」など市内12カ所の公共施設でこいのぼりを掲揚している。

 掲揚施設

 市役所、市民交流センター「テッテ」、東、稲田、小塩江、仁井田、大東、長沼の各コミュニティーセンター、ムシテックワールド、円谷幸吉メモリアルアリーナ(須賀川アリーナ)、市中央体育館、市民スポーツ会館

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