日本三大桜の一つとされる三春町の国指定天然記念物「三春滝桜」は11日、見頃を迎え、県内外から大勢の観光客でにぎわっている。町によると、同日時点で五分咲きで、間もなく満開を迎えるという。
樹齢千年以上とされるベニシダレザクラの巨木は8日に開花が発表された。好天に恵まれて開花が進み、薄紅色の小さな花が木全体を覆い尽くすように広がっている。また夜間ライトアップ(午後6時~同9時)が始まっており、日中とは違った滝桜の幻想的な姿を楽しむことができる。
今週末は周辺の渋滞が予想されることから、町は町運動公園から運行している無料シャトルバスの利用を呼びかけている。