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西会津産米を使用の発泡酒「八十八」誕生 4月から道の駅で販売

2025/04/01 08:10

発泡酒の完成を祝う関係者ら

 西会津町産の酒造好適米「山田錦」を使った発泡酒「八十八」が誕生した。1日から同町の道の駅にしあいづで販売される。

 まちづくりを支援する会津の暮らし研究室(会津若松市)とアラレグミ(東京都)が企画し、「コメを現代的に再解釈する」をコンセプトに昨年から開発を進めてきた。アラレグミ代表の大川大空翔(たくと)さんは「西会津を捉え直す新しい魅力になることを期待している」と話す。

 町内の橋谷田ファームが有機栽培で育てた山田錦を主原料に白こうじで甘酒を仕込み、イースト菌を加えてゆっくりと発酵させた。ホップとサンショウを加え独特の風味を引き出している。クラフトビールを製造、販売するジウ(東京都)が製造。ぷくぷく醸造(南相馬市)も開発に携わった。

 薄友喜町長は「フルーティーで飲みやすい。今までに味わったことのない飲み口。町の特産品に育てていきたい」と喜びを語った。375ミリリットル入り1650円。

 西会津商店で3月15日、初搾り開栓会が開かれ、関係者が完成を祝った。

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