いわき市のアクアマリンふくしまは20日、本県沖の漁業や「常磐もの」を応援しようと、展示コーナー「がんばっぺ!ふくしまの常磐もの」を同館3階オセアニック・ガレリア内に設けた。
オセアニック・ガレリアは同館の研究や活動を複数のブースに分けて紹介するコーナーで、その一部をリニューアルした。本県漁業者の表情、競りの様子など臨場感のある写真を展示ししているほか、常磐ものが消費者に届くまでの流れ、本県水産物のモニタリング調査などについてパネルで解説している。
「0780(おなはま)ナンバー」を付けた軽トラックには漁具やメヒカリ、サンマなどの魚介類を紹介する箱を積み、魚市場の雰囲気を再現している。同館飼育員の松崎浩二さんは「来場者に『常磐もの』への理解を深めてもらい、さらに応援していただきたい」と来場を呼びかけている。