【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202511128937-O1-79Wf07A3】
(写真提供:ジャパンハート)
ジャパンハートは、「医療の届かないところに医療を届ける」という理念のもと、アジア各国で医療支援を行う日本発の国際医療NGOです。ブライセンは同法人の活動に賛同し、これまで寄付などの形で支援を行ってまいりました。
このたび開院した「ジャパンハート アジア小児医療センター」は、同法人が長年取り組んできた小児医療支援の成果を結集した拠点施設です。小児がんなどの重い病気を抱える子どもたちが、無償で安全かつ高度な医療を受けられる環境を整備するとともに、現地医療従事者の育成を通じて持続可能な医療提供体制の構築を目指しています。
開院式は2025年10月31日に開催され、駐カンボジア日本国特命全権大使・植野篤志閣下、カンボジア王国保健省大臣・チアン・ラー閣下をはじめ、日本およびカンボジア両国から約300名が出席しました(関係者含む)。
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(写真提供:ジャパンハート)
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(写真提供:ジャパンハート)
式典では、現地僧侶による祈祷ののち、吉岡秀人医師(ジャパンハート創設者・新病院院長)がスピーチを行い、「2018年にカンボジアで小児がん治療を始めたときには助かる子どもはおよそ1割にすぎなかった。今では5割が助かるようになったが、先進国では8割。この差を埋めていきたい」と宣言されました。また「この病院をアジアで、そして世界で最も尊敬される病院のひとつにしたいと思っています。世界のお手本になるような病院を目指します。」との言葉も挙げられています。
当日は日本・カンボジアの医療関係者や政府関係者、支援企業、現地スタッフなど多数が集い、会場には安堵と喜びが広がりました。式典後、弊社ブライセン代表も施設を見学し、医療センターの設備および運営体制について理解を深め、現地の医療関係者および支援団体の方々と交流いたしました。
本センターの開設は、「アジアの生存格差(サバイバルギャップ)をゼロにする」というジャパンハートの目標を具現化するものです。今後は200床のうち100床をあけて小児がん患者の受け入れからスタート。外来診療も開始し、地域の医療体制を支える拠点として機能が拡大していく予定です。
ブライセンは、これまでの支援活動を通じて築いたジャパンハートとの関係を、今後も大切にし、社会的課題の解決に貢献できる取り組みを継続してまいります。事業活動と社会貢献活動の両輪で、持続可能な社会の実現に寄与する企業を目指してまいります。
■【特定非営利活動法人ジャパンハート(国際医療NGO)】
「医療の届かないところに医療を届ける」を理念に活動する、2004年に設立された日本発祥の国際医療NGO。海外では、ミャンマー・カンボジア・ラオスにおいて無償で子どもの診療・手術を実施し、その数は年間約4万件、累計35万件を超えます。日本国内では離島・へき地の地域医療支援、小児がんの子どもとその家族の外出を医療者がサポートする活動にも取り組んでいます。※ジャパンハートは「認定NPO法人」です。
https://www.japanheart.org/
