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“ホラーパンクバンド”BALZACのドラマー・真鍋貴行さんが死去 バンドが訃報伝える「51歳というあまりにも早い旅立ちでした」

2025/09/18 23:27

  • エンタメ総合
“ホラーパンクバンド”BALZACのドラマー・真鍋貴行さんが死去

 “ホラーパンクバンド”を掲げて活動するBALZACのドラマー・真鍋貴行さんが、11日に死去した。享年51歳。17日、BALZACの公式SNSおよびオフィシャルサイトにて、メンバー連名による訃報が発表された。

【画像】BALZACのドラマー・真鍋貴行さんが死去 バンドからの報告全文

 発表では、「51歳というあまりにも早い旅立ちでした」「このようなご報告を皆さまにお伝えしなければならないこと、大変残念でなりません」と記されており、葬儀は近親者によって執り行われ、地域の関係者や多くの友人、BALZACメンバーおよびスタッフも参列したという。訃報の報告が葬儀後となったことについては、「ご報告で遅くなりましたことをお詫びいたします」としている。

 公式サイトでの詳細によると、真鍋さんはご家族の外出中に自宅の部屋で倒れているところを訪れた友人によって発見され、駆けつけた救急隊員によって蘇生が試みられたが、発見が遅れたこともあり息を吹き返すことはなかったという。倒れていた部屋には、週末に予定されていたライブに向けて、骨の衣装やセットリストが準備されていた形跡もあったと明かされている。

 また、末尾では「生前 故人に賜りました温かいご厚情に 心より感謝申し上げます」と謝意が述べられている。

 BALZACは1992年、ボーカルのHIROSUKEを中心に結成されたパンクバンド。骨をあしらった衣装で“ホラーパンク”を掲げた独自のサウンドと世界観で支持を集めた。2002年にはアメリカのハードコアパンクバンド・MISFITSとのスプリットシングル「DON'T OPEN 'TIL DOOMSDAY」をリリースしている。

 9月13日に東京・新宿LOFTで開催されたイベント『DEADLY CIRCUS』、および14日に神奈川・川崎CLUB CITTA'で開催された『PUNK LIVES! 2025』への出演が予定されていたが、出演キャンセルが発表されていた。

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