米大リーグ、ドジャースでワールドシリーズに投打の二刀流で出場した大谷翔平(31)の出身地、岩手県奥州市では2日、パブリックビューイングが開かれ、2連覇が決まった瞬間、歓声が響き渡り「地元の誇り」と声が上がった。
会場には県内外から約100人が集まり、「がんばれ!大谷翔平選手」と書かれた青色のスティックバルーンを手に応援。三回に本塁打を打たれ、3失点をした時にはため息が漏れたが、打席に立つと「ゴーゴー翔平」と声援を送った。
北海道旭川市の無職菅田義弘さん(72)はキャンピングカーで旅行中、観戦のため会場に訪れたという。「2安打で良い流れをつくった。文句なし。疲れが吹っ飛んだ」と興奮した様子で話した。
奥州市の無職菊池義明さん(81)は「3歳若返った。大谷万歳。これからも投打で活躍してほしい」と満面の笑み。同市の会社員小坂義之さん(42)は「奥州市民として誇らしい。チームに良い影響をもたらす大谷は必ず連覇に導くと信じていた」と目に涙をにじませた。
