福島県警は、摘発が相次いでいる飲酒運転の危険性や悪質性を幅広い世代に伝えようと、事故を起こしたドライバーらを主人公にした漫画2作品を制作した。実際の事故を参考にシナリオを作成し、イラストなどを得意とする県警の警察官2人が描いた。13日から県警ホームページ「飲酒運転根絶サイト」で公開される。
2作品のうち「家族への罵声」は、二日酔いの自覚がありながら運転し、小学生をひいて死亡させた男と妻の物語。その後、2人はつらい人生を歩むことになる。もう1作の「人生が終わる瞬間」では、飲酒して帰宅後、車を運転した男がバイクと衝突し、運転手を死亡させてしまう。男は危険運転致死の罪に問われ、実刑判決を受ける。今後、新たな2作品も追加される予定。
