「休むヒント。」(講談社)に寄せたフランス文学者で元東京大学長、蓮実重彦さんの随想が辛辣(しんらつ)だ。「そもそも、現今のわが国の社会には、無駄な会議が多すぎる」とつづり、あえて自ら会議を「休む」ことに徹すればよいだけの話と言い切る ▼時間の使い方に限らない。日常生活を振り返ってみても、無駄遣いしがちな場面はいくつもある。例えば、蛇口の水を勢いよく出しっ放しにしたり、テレビや照明をつけっ放し...
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